8:名も無き被検体779号+2015/02/27(金) 0:45 ID:
過去編突入
7:名も無き被検体779号+2015/02/27(金) 0:43 ID:rbBIT52GHT
お父さんが大好きだった僕は、良く部屋に行き布団でごろごろするのが幸せだった。
布団の頭付近には本が沢山散らかっていた、音楽雑誌、新聞、服などでもどれも興味は湧かなかった。
その時、布団のしたから少しはみ出ている雑誌があって、こう書いてあった。
「SM」っと。
10:名も無き被検体779号+2015/02/27(金) 0:46 ID:
小さい時に見たものはまじで興味持つよな
11:名も無き被検体779号+2015/02/27(金) 0:48 ID:rbBIT52GHT
当時はどうやって読むのか分からなかったけど、布団の下から引っ張り出し手に取ってみた。
そこには、大人の女性が裸で映っていてまだ幼かった僕には衝撃的だった。
でも何故か女の裸がどうなっているのか、すこし気になった僕は時間を忘れて雑誌を読んでいた。
「SMプレイ」その文字だけが深く記憶に残った。
12:名も無き被検体779号+2015/02/27(金) 0:49 ID:rbBIT52GHT
その雑誌を見ることが日課になり、
午前中のお父さんとお母さんが仕事で出かけている時雑誌を読み漁った。
しかし何故か呼んでいることが親にバレ、それ以来読むのをやめてしまった・・・
13:名も無き被検体779号+2015/02/27(金) 0:51 ID:46X/Dt5L
あらら・・・
15:名も無き被検体779号+2015/02/27(金) 0:55 ID:rbBIT52GHT
そして今現在。
その時に受けた衝撃で今の僕は「SMプレイ」をしたいという思いしかなかった。
でもそんなの、いくら友達といえど言えないし。
言ったら引かれるだけだ。
そんな時、トゥルルルル、トゥルルルル・・・
僕「もしもし」
桂木「よう!今暇か?暇だろ?駅近くの喫茶店に着てくれ。面白い話だ。待ってるよ」
僕「お、おい!」
ツーツーツー・・切れてしまった。
桂木っていう男は、かなりの女好きでチャライんだ。いわゆるヤリチンって奴かな?
案の定暇だったから、自転車で片道10分ある駅近くの喫茶店まで漕いだんだ。
16:名も無き被検体779号+2015/02/27(金) 1:01 ID:rbBIT52GHT
喫茶店の窓から桂木の姿が見えた。
1人じゃないみたいだ。誰だ?
覗くと、知らない綺麗な女性が座っていた。
あんな人同じ学年にはいない?先輩か?
疑問に思いながらも、桂木の待つテーブルに向かった。
18:名も無き被検体779号+2015/02/27(金) 1:05 ID:rbBIT52GHT
桂木「よう!遅かったな!座れ座れ!」
僕「誰なんだこの人?大学生には見えないけど」
桂木「あとで教えてやる。何飲みたい?俺の奢りだ。」
コーヒーを飲みながら雑談をしていると女性がトイレに席を立った。
19:名も無き被検体779号+2015/02/27(金) 1:06 ID:rbBIT52GHT
僕「早く教えろよ。」
桂木「ふふーん。可愛いだろ?出会い系サイトで見つけたんだ。」
僕「で、出会い系サイト~~?!」
勿論知っていたが、登録する気は起きなかった。
どうせサクラに引っかかって終わるのがオチだと思っていたからだ。
桂木「今の時代出会い系使わないと遅れてるぜ。無料で探せるんだから。」
妙に説得力があった。
あんな綺麗な女性と出会い系であったと言うのだから。
20:名も無き被検体779号+2015/02/27(金) 1:10 ID:rbBIT52GHT
僕は登録ボタンを押すあと一歩手前まできて迷っていた。
あいつは偶然だ、俺が上手く見つけれるなんて分からない。
そんな思いが交錯する中、
僕「そうだ。出会い系なら誰にもバレズにSMプレイできるかも・・・」
それを思った瞬間、親指は画面に引っ付いていた。
21:名も無き被検体779号+2015/02/27(金) 1:12 ID:v9h/uyw
はやくはやく
22:名も無き被検体779号+2015/02/27(金) 1:13 ID:BYN/QUi0
出会いサイトってほんとに出会えるのかね~
23:名も無き被検体779号+2015/02/27(金) 1:14 ID:rbBIT52GHT
登録して、1週間。
まだ出会えていなかった。
それどころかメールのやりとりを引き伸ばされ課金している始末。
僕「やっぱり駄目か~~。」
そんな時1通のメールが届いた。
「今日会えますか?」
顔の写真は自撮りの様ですごく美人だった。
言いすぎだか佐々木希よりタイプだった。
もうこれで最後にしようと思い、連絡をしていると待ち合わせ場所時間を決めてきたのだ。
24:名も無き被検体779号+2015/02/27(金) 1:18 ID:rbBIT52GHT
そして待ち合わせ時間の午後9時。
どうせ騙されていると思い、無視していた。
その時携帯が鳴った。
相手はその女性からだった。
「いつごろ来れますか?来ないのは無しですよ・・?」
僕は急いで支度し、片道20分のホテルまで全速力で濃いだんだ。
25:名も無き被検体779号+2015/02/27(金) 1:20 ID:rbBIT52GHT
お姉さん「もう、騙されたかと思っちゃいました。」
僕「すみません。」
見た目は本当に綺麗で、肌も滑らかだし、なんでこんな人が出会い系なんかを。
僕は勇気を持って聞いてみた。
僕「あ、あの」
お姉さん「はい?」
僕「えっと、何でそんなに綺麗なのに出会い系なんかやってるんですか?」
・・・・・・・・
やばいこの空気重苦しい、触れてはいけないものに触れたか。
お姉さん「ここの人じゃないと出来ないからです。」
僕「えっ?」
お姉さん「私小さい頃にSM雑誌を読んで、大人になってからもういう事しか出来なくなっちゃったの。
引く?そうよね。でもあなたも同じでしょ?SMプレイをしたいからここに登録した、違う?」
お姉さんの言うとおりだ。
でもまさか境遇までそっくりなんて。
お姉さん「今日は私が主体でいいかな?初めてでしょ?筆卸してあげる。」
僕「えっなんで、分かったんですか。」
お姉さん「行動仕草よ。」
28:名も無き被検体779号+2015/02/27(金) 1:25 ID:rbBIT52GHT
僕は服を脱がされドキドキしていた。
やっと小さい頃から夢見ていたSMが体験できるのと、
僕の始めての人が出会い系で知り合った人だなんて。
お姉さん「目隠しするね。」
29:名も無き被検体779号+2015/02/27(金) 1:27 ID:rbBIT52GHT
目隠しをされたまま、手もタオルで結ばれなにも抵抗できなくなった。
お姉さん「ふふ、可愛い。初めての人が私なんてどんな感じなの?教えて。」
僕「とても嬉しいです。こんな風にされてみたかったです。」
お姉さん「ほんとう?本当なら嬉しいな。」
僕のギンギンに硬くなった肉棒を、お姉さんの手のひらで包んでくる。
冷たかったので、ヒンヤリした感覚でかなり気持ち良かった。
そしてそのまま、上下に動かす。
僕は苦しかった。
Hがこんなに気持ちいい事だなんて。
30:名も無き被検体779号+2015/02/27(金) 1:30 ID:rbBIT52GHT
手コキをされて5分もしないうちに。
僕「で、でちゃう・・」
お姉さん「いいのよ。タップリ出して御覧なさい。お姉さんがしっかり見ててあげる。」
僕「うぐ!!!」
白い白濁がお姉さんの顔を目掛けて飛び散った。
お姉さん「勢い良すぎ!しかも濃いねやっぱり。」
お姉さんは笑っていた。
そしてまだ出るでしょと言って、また手コキをされたんだ。
32:名も無き被検体779号+2015/02/27(金) 1:33 ID:rbBIT52GHT
抜いたばかりなのにもうイキそうだった。
するとお姉さんは動きをやめ、
お姉さん「はいストップ~。2回目はそんな簡単にイカせないぞ。」
僕「えっえっ?」
僕はもどかしかった、イケるのにイケない。
手も縛られているので自分で出来ない。
お姉さん「もどかしいでしょ?これが寸止めって言うのよ。M男くんには堪らないSMプレイよ。」
確かに変に気持ちが良かった。
僕はM男だったのか・・・
33:名も無き被検体779号+2015/02/27(金) 1:34 ID:rbBIT52GHT
その後も何度も何度もイク寸前で止められて、1時間が過ぎた。
僕「もう、はあ、はぁ。イカせて下さい・・・」
お姉さん「ふふ、もう限界?じゃあ天井に届くくらいに出してね。」
お姉さんの手の動きが今までで最速に。
僕「だめだめ、早すぎる。で、でで、、出る。あ、は、はぁ。」
ビクンビクン・・・
僕のザーメンは天井に届くか届かないくらいの位置まで飛んだ。
お姉さん「凄いね2回目なのに。それとも、寸止めされ続けて興奮したから?」
34:名も無き被検体779号+2015/02/27(金) 1:38 ID:
ちょっとティッシュティッシュ
36:名も無き被検体779号+2015/02/27(金) 1:46 ID:
遅くね?www
35:名も無き被検体779号+2015/02/27(金) 1:40 ID:rbBIT52GHT
僕はグッタリしている姿を、パシャリとお姉さんの携帯に撮られてしまった。
でも不思議と嫌な気分にならず、そのまま眠ってしまった。
その後。去年の夏。28歳の時に結婚したんだ。
相手の女性は2歳したで自分で言うのもあれだが、美人だった。
でも少し違和感があったんだ。
あの、泣きホクロどこかで・・・?
37:名も無き被検体779号+2015/02/27(金) 1:47 ID:rbBIT52GHT
挙式が終わり、その夜はお嫁さんに頼まれてホテルに行ったんだ。
僕が腰を振っているときに携帯を弄りだすもんだから。
僕「おいおい、Hの最中に止めてくれよ。」
クスクス・・
嫁「変わってないんだね。」
僕「えっ?」
画面を見せられそこに映っていたのは・・・僕の姿だった。
今この時記憶が蘇った。この泣きホクロの印象、あの時のお姉さんだったんだ。
39:名も無き被検体779号+2015/02/27(金) 1:50 ID:rbBIT52GHT
こんなほんと偶然の運命があるなんてびっくりです。
今では夫婦仲良く愛し合っています。
長くなりましたが、付き合ってくれてありがとうございました!
40:名も無き被検体779号+2015/02/27(金) 1:52 ID:dBBrLG59
なんか泣けてきた・・・
42:名も無き被検体779号+2015/02/27(金) 1:55 ID:OS61qu6
おめでとう・・
43:名も無き被検体779号+2015/02/27(金) 1:59 ID:DGTEbpt+0
でも出会い系で知り合った人と結婚かぁ、
45:名も無き被検体779号+2015/02/27(金) 2:01 ID:VB9x5/c
いいんじゃね?それもアリだと思うけどな
46:名も無き被検体779号+2015/02/27(金) 2:05 ID:QyymgM
ちなみにどこの出会い系サイトだよ?
49:名も無き被検体779号+2015/02/27(金) 2:11 ID:rbBIT52GHT
51:名も無き被検体779号+2015/02/27(金) 2:15 ID:yymgM
うわぁほんとうに感動した。
見入ってしまった。おめでとう!!!
60:名も無き被検体779号+2015/02/27(金) 2:31 ID:45TYUUNm
こんな運命も悪くないね!
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